2007年10月28日日曜日

いい子を育てよう


いい子とは …

今、あなたの胸は期待でいっぱい。
助産師が認めるいい子の範疇に、わが子は含まれるのか。
わが子にどれくらい、いい子の要素があるのか。

その答えは、詰まるところ、
自分の子育てが正しく進行しているのかどうかを知りたい
ということだと思うのですが、違いますか?
「これでいいのか」いつもいつも、母は考えています。
何か不都合な状況が生じたとき、失敗したのかと、つい考えてしまうのです。

子育ての評価は、子どもが中学生になったときに下されると、
ある評論家が言い、私自身も感じました。
中学時代 ― 自分の将来を自分で選び、その実現のための行動を起こす時代。
そこへと続く道について述べるのは、次の機会にして、
とりあえず、今このとき、いい子とは????

よく寝る子
お行儀よく食べる子
毎日うんちを出す子
元気よくご挨拶できる子
親から離れて友達と遊べる子

逆に、こんなことができない子はいい子ではないのでしょうか。
  いつかできるようになりますよ。
  いつかって、いつですか。
  学習できたときですよ。
  学習させるのにはどうしたらいいですか?

お母さんやお父さんがして見せてください。

そして、できないときは少し手伝ってあげてください。
  靴下のはき口を少しだけ広げる。
  靴のかかとに手を添える。
  ちょっとだけ手伝おうか?と声をかける。

少しでもできたら、ほめてあげてください。
  ギャーギャー泣きわめいて、暴れまくって、手に噛み付いても、
  最後まで歯を磨けたら、しっかり目を見つめて「おしまい!よくできました。」
  ついでに、ぎゅ~っとだっこ。
  靴が左右逆でも、ボタンがずれていても、自分でできたら「やったね!」
  そのまま出かけて、よその人に「これ、この子が自分でしたんです。すごいでしょう!」と自慢。
  ほめるとは、そういうことですよ。

失敗したら、励ましてください。
  がんばったね、次はうまくできるよ。
  あら~惜しかったね。もうちょっとだったね。

いい子だと心から信じることは、親にしかできないのではないでしょうか。
信じてくれる人がいるとき、人は強くなれるのではないでしょうか。

写真は、1歳8ヶ月の子がパンツをはじめてはいた記念撮影です。
パンツがはけた、パンツがはけたと喜ぶ母は、あほみたいですか?

次回は、プライドについて考えます。