2008年12月19日金曜日

ジャンプ!ジャンプ!!ジャンプ!!!


今日もまた、ちょっとビックリのお話。

蹴伸び(誤字かも・・・)というものをご存知でしょうか?
プールの壁を蹴飛ばして、泳ぎ始めることです。
浮いているだけでは前へ進めないので、最初の推進力をつけるために、
曲げた足を伸ばす反動を利用するのです。

そんなん当たり前やわと言うなかれ。
それができない子どもたちが急増しています。
水泳を指導する先生方の実感です。
泳ぎを教える前に、ジャンプの練習が必要なのです。

1年ほど前に、ジャンプをしても足を曲げずに着地して
骨折する子どもがいると聞き、ビックリ!!
乳児のぴょんぴょんあそび(ホッピング)をお勧めすることにしました。
足を曲げて、伸ばす反動でジャンプ!
足を曲げて着地することで、衝撃を緩和!
自分の身を守るために、適切な体の動かし方ができるように
いろいろあそびましょう。

キーワードは「いっしょに」です。
まねっこ大好きの子どもたちは大好きなお母さんのまねが好き。
だっこしてぴょんぴょん。
片手をつないでぴょん。
両手をつないでぴょんぴょん。
散歩に出たくなってきましたか?


2008年12月3日水曜日

おもしろいお話が聴けるかも・・・

あるお母さんからの情報です。

12月14日(日) 10:30~12:30
川西市商工会館 4階多目的ホールで講演会があります。
「あそびがいちばん!」 ピカピカの泥だんご先生のお話です。
うたあそびやおやこあそびを通して、
親子で楽しく遊んで笑って過ごして欲しいと思っている私には
うれしいテーマですね~。
託児はないようです。
申込は、川西共同保育園 TEL 072-757-9525
                FAX 072-757-9526
12月5日締め切りのようですが、遅れた人も一度問い合わせてみてくださいね。

賢い子になって欲しいという思いを抱かれる親御さんは多いと思いますが、
りっぱな「教育」をすればいいというものではないようです。
規則正しい生活をすること、いろんなものをおいしく楽しく食べること、
よく歩き運動すること、そしてよく笑うこと。
ささやかだけれど、毎日続けるには相応の努力が必要な事柄です。
できることから始めてみてくださいね。
もうできてる!という方には、拍手 !!!!!!!!!

実際、お母さんと子どもたちがお互いに顔を見合わせて笑っている光景は
本当に美しい。
そんな光景をあちこちで見たい。
私の切なる願いです。  


2008年10月15日水曜日

日々成長!!


ちょっと必要があって、赤ちゃんの写真を取らせていただいています。
やらせですが、月齢順に、赤ちゃん整列!!

日々成長!
6ヶ月の赤ちゃんのお母さんは、1ヶ月の赤ちゃんを見ると、
「ちっちゃ~い! かわい~い!」とおっしゃいます。
たった半年でこんなに変わるんですね。

頭の高さ、手の伸ばし方にご注目!

首をもたげて、見る世界を広げ、
手を伸ばして、触れる世界を広げ、
足を突っ張って、より広い世界をめざして
突き進んでいくんですね。

この好奇心、向上心、執着心、すさまじいパワー!
これを萎えさせてなるものか!

親の役目が見えてくる気がしませんか?

写真撮影に協力してくださったお母さんと赤ちゃんたち、
ありがとうございました。


2008年8月27日水曜日

金メダルをとろう!


4年に1度のオリンピック、いかがでしたか?

我が家で「星飛雄馬」と呼んでいたソフトボールの上野選手は、
ストライクゾーンをくりぬいた板をめがけて投球練習をしていたとか……。
お父さんが作ってくれたそうです。
「巨人の星」世代なんでしょうね、きっと。

子どもが一生懸命やろうとしていることを応援する。
ただそれだけのことです。
赤ちゃんも同じですね。

先日、赤ちゃんにがらがらを見せて、目の前で振っていると、
手を伸ばしてつかんだのです!!
???何それ??? 普通やん、とお思いですか?
でも、お母さんは大喜び!
今まで一生懸命手に握らせようとして握ってくれなかったのに、
がらがらを見せたら握ってくれたからです。

なぜ?
これこそが興味、自分でやろうとする意欲なのです。
無理やり?握らせられるのと、
見て、何じゃこれと思って、つかむのとは大違い!

おもちゃを見た赤ちゃんを見て、アレがほしいのねと、すぐに取って渡していませんか?
お父さんお母さんのご飯によだれを流す赤ちゃんに、
離乳食は6ヶ月から始めることに決めてるからダメ…と言っていませんか?
離乳食に手を伸ばす赤ちゃんに、まだスプーンが使えないからあーんして…と言っていませんか?
靴をはこうとする子どもに、まだちゃんとはけないでしょ、
お母さんがはかせてあげる…と言ってはかせていませんか?

取ってもらって、食べさせてもらえず、食べさせられて、はかせてもらって…
自分で取りに行って、食べたい時に食べて、自分の手で食べて、自分ではいて…
この大いなる違い。
「してもらう」と「する」。お母さん側から言うと「してあげる」と「する」。
「する」のは、自分。
「してあげる」のは、優しい親切なお母さん…そうですか?

「してあげる」優しい親切なお母さんは、卒業しましょう。
子どもはどうなのか、何をしたいと思っているのか、親は何を応援できるのか、
ということを考えましょう。
その先に金メダルがあるのです。
何かを一生懸命やろうとする子ども、その意欲に金メダル。
何かを一生懸命やろうとして、うまくできたら金メダル。
うまくできなければ、ここまではできたと金メダル。
ほめられたら、今度はこうするという目標設定。

やってみてごらん、うまくできたね、ここまではできたね、今度はどうしてみる?
そのくりかえしの中で、子どもは自信をつけ、
自分が本当にしたいことを見つけていくのでないでしょうか。
「しつけ」と思うとしんどいので、子どもと一緒に、
できた~!やったぁ~!あかんかった、しょぼん…と一喜一憂、
子どもの気持ちに同調すればいいのでは…。
それだけで充分お母さんの気持ちは伝わると思いますよ。

フェルプス選手どころではない、たくさんの金メダルをぶらさげて、
子どもたちが社会に巣立っていけるよう、応援していきたいものです。

形のない金メダルは私たちの生活の中にたくさんあるのですから。


2008年7月28日月曜日

お片づけ、できるかな?

今日は一歳半健診。帰る頃、外は突然の雷雨。
雨が小止みになるのを見計らって、雨に突入したり、様子を見たり。
今日の健診に当たった、お母さんやお父さん、
おじいちゃん、おばあちゃん、お疲れ様でした。

子どもたちは、元気いっぱい。
健診が終わって、おもちゃ入れが出てきて、「お片づけですよ~!」と声をかけたら、
どんどんおもちゃを投げ込んでくれました。
お片づけをちゃんとさせるコツは、ほめること。

ブロックをひとつ入れるたびに、
「ないないね。ありがとう!」と言い続けること。
できますか?
ブロックが30個あれば、30回言うのですよ。
嬉々として投げ入れてくれます。

健診に付き添ってきた大きいお姉ちゃんたちは、さすがに賢い!
一度に5個も6個もブロックを抱えてきてくれるのです。
みんなの協力で、あっという間に片付け終了!!
子どもたちは、鼻高々。私たちもとってもいい気分。
「お片づけは?」とか「片づけなさい!」なんて言う必要はないんですね。

ついでに言うと、健診に来られたお母さんに、
「ブログ更新してくださいね!楽しみにしてるから。」と言われ、
私もまた、今こうして頑張っているのです。

ほめ言葉は、大きな力になります。
けなされて力を出す人もいますが、生まれて一年半しかたっていない人に
それは酷ではないでしょうか?
ほめましょう!
シンプルに、くりかえし、子どもがほめられてると実感できる
声の調子と笑顔で!!


2008年6月18日水曜日

おとうさん、がんばる!


<おとうさんもいっしょにおやこあそび>

主催者の自己満足かもしれませんが、ほんとに楽しく過ごすことができました。
参加していただいた皆様には、心よりお礼申しあげます。

初めからパワー全開のおやこさん、
後半頑張ったおやこさん、
おばあちゃんが頑張ってくれた家族、いろいろでした。
なじむのに時間のかかる子もいます。
待ってやるのも親の仕事。
楽しく動いて、笑って、みんなでお昼寝できたかな?

これを受身のイベントとせず、毎日、何らかの形で
子どもたちと触れ合ってくださいね。
参加できなかった方々、
全く別の地域からこのブログを見てくださっている方も、
子どもと一緒に体を動かしてみると、お互いの違った面を発見できるかも…。

宮崎駿氏の新作アニメの主題歌が、我が家でブームです。
その一節の「ワクワク、チュギュ」の、チュギュを娘が解明しました。
(もしかしたら、みなさんとっくにご存知なのかもしれませんが…)
チュウしてギュッ!! キスとハグなのですね。
いっぱいチュギュしてくださいね。
高い高いも、おんぶも、お馬さんごっこも、手押し車も、いっぱいしてください。

そんな家族から元気をいただいて、助産師は仕事を続けていけるのです。
本当にいつもありがとうございます。


2008年6月9日月曜日

連絡


<6月15日 おとうさんもいっしょにおやこあそび> 

35組を超え、満杯状態です。
誠に申し訳ありませんが、参加申込を締め切らせていただきます。

今回の催しは、5月5日の国際助産師の日の催しとして行います。
だから、少しだけ助産師についての話を聞いてください。
内容はいつもどおりですが、
指導の時間を少し長くとっていただいているので、
ちょっと面白いこともありそうです。

家族で楽しく体を動かしましょう。
一緒に笑いましょう。
みんなで、「ああ、しんど」と、へたれましょう。

今回は、兵庫県助産師会の方針で飲食物はお出しできません。
お茶等、水分補給が出来るよう、準備をお願いします。
体調を整えて、ご参加ください。
キャンセルの方は、早めにご連絡ください。

よろしくお願いします。


2008年5月23日金曜日

連絡


連絡です。

6月のおやこあそび

日時:6月15日(日)10時から11時30分
場所:総合体育館第一武道室
対象:歩けるようになった赤ちゃん~3歳まで

意図したわけではありませんが、父の日。
お父さん参加型で開催します。

お問い合わせ・申し込みは ほやほやまで

6月1日号広報にも、ちっちゃい(?)案内が掲載される予定です。


ブログとは?


ブログというものの構造が、相変わらずよくわかっていないのですが、
更新した途端に、訪問者数が増えるのに、今びっくりしています。

そういう構造ですか?
連絡だけでは申し訳ないので、一言。

写真は水芭蕉とリュウキンカ。
雪解けの中で、春を告げる花です。
何度も尾瀬に行っていますが、そういう季節に行く機会がなく、
この花も先日縁あって訪れた、もっと北の、旭岳温泉というところのものです。
大好きな花です。
白山の麓では5月の連休頃に見ることができるので、足繁く通ったこともあります。
あほ…? こういう話をしだすと止まりません。

この水芭蕉を、今年初めてわが子と見た助産師がいます。
子どもの感動は、予想以上に大きかったようです。
言いたいことは前回と同じ。
子どもには、本物を見せましょう。
本物は見るだけにとどまりません。
光、香り、匂い、風、空気、音、横で一緒に見る人の息づかい。
森羅万象とはよく言ったものです。
花を見てるだけなのに、世界を感じているんですね。

どうですか?わくわくしませんか?
道端でも公園でも、花や葉っぱや石や泥を触りに行きませんか?


2008年4月9日水曜日

普通の生活をしよう

普通に、決まった時間にご飯を食べ、夜には寝る。
そんな当たり前のことがしにくい時代です。
かく言う私もこんな時間にパソコンに向かっているのです・・・。

また、総会の季節が来ます。
言い訳ですが、なかなかブログが書けません。
総会完了まで、書けないと思います。
お許しください。

桜、つつじ、そして藤。
すみれ、たんぽぽ、おおいぬのふぐり。
百花繚乱の季節を、どうぞ存分にお楽しみください。
子どもたちが、ほんものの素晴らしさを感じる機会をつくってください。

私は悲しくも、しばらくはパソコンとの格闘です。
では、年度末処理の終了後に・・・。


2008年2月24日日曜日

ごはんふたたび

あるおかあさんが言いました。

あんなに食べないのを気にして、あれこれ一所懸命がんばったけど、
大きくなったらなんでも食べたわ。
離乳食、あんなにがんばることなかったんや。

別のおかあさんが言いました。

他の子は野菜食べないって困ってる。
わが子は何でもよく食べて、
離乳食、がんばった甲斐があった。

ともに私が、離乳食の悩みを聞いてきたおかあさんです。
離乳食の工夫をお話してきたおかあさんです。
いわゆる、離乳の完了期に到達したおかあさんです。

やってきたことも、結果も、
たぶんそう大きくは違わないと思います。
なのに、この言葉の違いの大きさはどうでしょう。
この言葉を聞いた時、離乳食初心者のおかあさんはどう思うでしょう。

努力しても無駄だ。
努力は報われる。
おかあさんの気持ちは、必ず子どもへの気持ち、態度、言葉に現れます。
子育ての後輩たちに引き継がれます。

あなたは、子どもや子育ての後輩たちにどんな言葉を残しますか。
実は、自分の子どももまた、子育ての後輩であることに気付いていますか?


2008年2月20日水曜日

ごはん

・・・言葉もない。
誠に申し訳なく、ブログとは名ばかりのこの体たらく。
ごめんなさい。
困ったと言われれば何としてもとんで行きますが、
書類やホームページはついつい後回し。
助産師の基本は体を使った仕事とご理解いただければ幸いです。
いい訳です・・・。

かろうじて「つきいち」は堅持しよう!!

社会では自殺する若者が増えている
今朝着た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨
傘がない

記憶は正確ではないかもしれませんが、井上陽水の歌の一節です。
子育てはまさにこの状況でしょう。
社会から隔絶され、
子との濃厚な生活に幸福感を覚える人もいれば、閉塞感に苦しむ人もいるでしょう。
受け止め方はさまざまで、そのための子育て支援もさまざまであるべきなのに、
予算を組んで計画的に、となると画一的にならざるをえないのですね。

その穴埋めのために私は動いている・・・つもりです。
役立っているかどうか、社会的に認められているかどうかは別にして、
自分では満足し、ありがとうと言ってくださる方がある内は、
今の活動を続けようと思っているのです。

・・・って、今日はごはんの話をするつもりでした。
でも、これからふたごちゃんの会です。
すみません。
近日中にがんばります。


2008年1月9日水曜日

あけましておめでとうございます

2008年、健やかにお迎えですか?
お正月は大きな節目、家族にとっての大きなイベントになりましたか?

店もすぐ開き、別にお正月支度なんてしなくても・・・と考えがちですが、
一年の生活にけじめをつけることは、
一日の生活の中でリズムを作ることと同じくらい
大切にして欲しいなぁと思うのです。

お正月にしか食べられないもの、お正月にしかしないこと、お正月にしか会えない人、
そんなものをつくりませんか?

年明け早々、大食いの相談を受けました。
食事内容をお正月料理に例えて話していたとき、
ご両親が、そういえば・・・なます・・・が気に入っていたと話してくださいました。
なますのバリバリが食べられる子だったら、
もういろんな硬いものが食べられますよね。
硬いものを食べると、食事に時間がかかり、早食いが改善、大食いも改善。
問題解決の糸口発見です。

子どもには子どもの好きなものがあるんだと知ることもまた、
子離れの一つでしょう。
それを認めることのできる「大人」になれるよう、親も日々努力しなければ!!!
これは私自身の課題です。